CONSULTING
PDCAマネジメント
PDCAマネジメントに対する
間違った認識
「PDCAをしっかり回す」を
どのように理解して取り組むか?
皆さんの会社で「マネジメントの基本としてPDCAをしっかり回そう」といった方針が経営陣より示された場合
中堅幹部のかたはそれをどのように理解をして取り組むでしょうか。
クライアント先で最も多く見られたのが、下記のパターンです!!
今までやってきた業務内容をPDCAのフォーマットに
上手く当てはめて管理を徹底しよう!
「え?それのどこが間違っているんでしょうか?」
おそらく、このような感想を持つかたもたくさんいらっしゃることだと思います。
しかし、その結果、
このようなPDCAマネジメントにはなっていませんか?
このようなPDCAマネジメントを進めることで、本当に成果は出るのでしょうか?
PDCAマネジメントで失敗している方だとすでにお分かりなように
「このやり方ではまずい、、」と思われていることでしょう。
経済動向、市場規模の停滞や減少、顧客ニーズの変化、競合企業の新たな取組等々、
自分の会社にとってマイナスの影響要因までをも想定すると、
変化しない(今までと同じように仕事を進める)ことは、衰退につながるといっても決して言い過ぎではないわけです。
それではPDCAサイクルをうまく回すためには
どうすればいいのでしょうか
PDCAは変化を起こす
マネジメント手法である
“変化”を起こす際に必要な視点
明確な目標設定
“変化”を起こすことを考えたときに必要な視点があります。
それは、チャレンジングかつ明確な目標(ゴール)を設定することです。
チャレンジングかつ明確な
目標(ゴール)を設定
できる目標
前年踏襲型の目標設定
→安易な方策と行動計画に陥りやすい
Step by Stepの積上げ方式
すべき目標
将来のあるべき姿を考え、
その将来から遡って、
1年ごとの定性・定量目標を
決めていく
「今のままでは到底到達しそうにないけれども、そこに是が非でも到達したい」という思いがあれば、人はその為の計画を作り込みます。
この目標設定について、違う言い方をすれば、“できる目標設定”ではなく、“すべき目標設定”をしていきましょうということです。
前年踏襲型や積上方式型の目標設定では、今のやり方を変える必要性がでてきません。
そのため、会社として、“すべき”目標設定を行なっていく必要性があります。