CONSULTING

組織力向上

有能だからこそ“落とし穴”にはまる

「なぜ、部下は思い通りに動いてくれないんだ?、どうしてチームの成績が上がらないんだ」
このように悩んでいるリーダーが多く、リーダーを育てるのに悪戦苦闘している
企業が多いのではないのでしょうか

俺がやるしかない!

一般的に企業がリーダーとして昇格させる人は、たいていが「仕事がデキる人」ではないでしょうか。
実はここに“落とし穴”があり、「なかなか思うようにチームの実績を上げることができないなぁ」というような焦りや緊張から
「部下に任せるより、自分の方が早いし、確実だ」と“個人プレー”に走ってしまい、
本来やるべきである“組織全体のパフォーマンスを上げる”ことができなくなってしまいます。

「やらない!」と腹をくくる

リーダーになったら、個人プレーからチームプレーに「戦い方」を切り替える

リーダーが本来の役割を果たすためには、「メンバーにやらせることが仕事」と頭を切り替え、「自分ではやらない!」と腹をくくることが必要になります。

リーダーに必要な3つの力

構想力 推進力 育成力

ここまでは、リーダーとしての心構えについて触れました。一方で、心構えだけがしっかりしていても、なかなか結果を出すことできるようになっていくわけではありません。
そのため、私たちは、結果を出すことができるリーダーを育成するために、“リーダーとして必要な3つの力”を伸ばすお手伝いをさせていただいています。
それは、“構想力”、“推進力”、“育成力”の3つの力です。

構想力を鍛えるためには?

気づき

戦略を構想するのに
「なにが足りないか?」を知る

インプット

判断や発想をするために必要な知識や情報を得る

判断

インプットした情報をもとに良し悪しを判断する

発想

判断に迷ったとき、
斬新な考え方を模索する

決断

判断や発想にもとづき、戦略について
意思決定する

戦略を構想する力である構想力は、結果を出すための第一歩の力です。
この力をつけるためには、①気づき、②インプット、③判断、④発想、⑤決断の5つのステップで鍛えていく必要があります。

推進力を鍛えるためには?

情報共有

成功事例などを共有して、やる気を喚起させる

判断基準

日常の会話を通して、
判断基準を共有する

共通言語

判断基準のすり合わせで組織風土に定着させる

戦略を構想しただけでは、成果に結びつきません。
そこで必要なのが構想を“行動”に転換するプロセスが必要になります。
つまり、ゴールに向かう道筋をメンバーに示し、“勝てるイメージ“をもたせ、奮い立たせなれればなりません。
この力をつけるためには、①情報共有、②判断基準、③共通言語の3つのステップで鍛えていく必要があります。

陥りがちな“情報共有のやり方”

推進力の第一ステップである情報共有について、「自分はこうやったらうまくいった」と部下に成功事例を共有しても、なかなか推進につながらない、部下のやる気も上がらないということはないでしょうか。
実は、成功事例といっても部下が「やれるぞ」と思うような成功事例でなくてはなりません。過去の自分の成功体験を話しても、それは部下にとって活用できるものでしょうか。
つまり、成功事例は、今の時流にあった最新の成功事例であり、それは部下の同じくらいのレベルの人が残した事例でなくてはなりません。

推進されない情報共有

今の時流にあっていない
部下では実行できない

推進される情報共有

今の時流にあっている
部下でも実行できる

育成力を鍛えるためには?

自分づくり

部下の育成を考える前に、自分の心を整える

個別指導

メンバーの個性に合わせて「成功」を体感させる

習慣化

経験をスキル化するための習慣を身につけさせる

構想力と推進力で、結果を出せるようになったら、その状態を持続させなければなりません。
そのために、メンバーの成長を促す育成力が求められます。
この力をつけるためには、①自分づくり、②個別指導、③習慣化の3つのステップで鍛えていく必要があります。

機嫌の悪いリーダーは、
結果を出せない!?

育成力を鍛えるために、自分づくりがなぜ必要だと思う方がいるのではないでしょうか。
広い意味で快適な職場環境を保つことがリーダーの役割といっても過言ではないでしょう。その中で、メンバーは結果を出し、成長していきます。例えば、険悪なムードが漂う職場では、“やる気”がそがれたり、緊張のせいで作業効率が低下したりするでしょう。ところが、いつも眉間にしわを寄せ、不機嫌そうな表情でメンバーに接してしまうとメンバーのパフォーマンスが下がってしまいます。以上のように、自分づくりができていないと、リーダーが足を引っ張ってしまうことになります。そのため、まずは、自分の心を整えていきましょう。

機嫌の悪いリーダーはメンバーのパフォーマンスを下げてしまう

リーダーとしてすべき業務を見極める

リーダーは重要度が高く、緊急度は低い業務に注力する

3つの力をつけるには、“部下とのコミュニケーションにどれだけ多くの時間を割けるか”が重要になります。
そのために、今の自分の業務を見直し、リーダーがすべき業務に注力できるようにしましょう。

1.理念・ビジョン

創業者、創業原点を受け継いだ社長には、「自分が直接営業に行けば、もっと売れる」と思いながらも、会社の成長のためには社員に任せなければならないというジレンマを抱えている方が多いかと思います。しかし、もしも社員の皆さんが創業者と同じ気持ちで仕事に向かってくれるとしたらそんなジレンマを抱えなくてもよいのではないでしょうか。弊社では、そのような企業に、創業者の“理念・ビジョン”の共有サポートをご提案させていただきます。以下のお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 経営層と社員の考え方や行動が一体化していない
  • 理念・ビジョンが一部の社員にしか浸透していない
  • 理念・ビジョンが形骸化してしまっている

2.人材採用

少子高齢化、労働力人口の減少が続く昨今、優秀な人材が集まらないから新しいことを始めたくても始めることができない、事業を拡大することができないというお話をよく耳にします。弊社では、そのような企業に、人材採用サポートのご提案をさせていただきます。以下のお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 求人を出しても応募が集まらない
  • 自社に必要な人材が定義できておらず、思うような人を採用することができない
  • 明確な採用基準がないため、せっかく採用したのに、すぐに離職してしまう

3.評価制度

企業の評価制度は、本来企業の戦略が滞りなく実行されるためのものでなければなりません。ただ、実際には戦略として進めていきたいことと評価対象となっている社員の行動に一貫性がなく、評価制度が十分に機能していないと感じている企業がほとんどではないでしょうか。弊社では、そのような企業に、評価制度構築のサポートをご提案させていただきます。以下のお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 社員のやる気を引き出す評価方法がわからない
  • 評価制度を変えたが、社員の動きが意図したものに変わっていない

4.フロー

多くのビジネスパーソンは、「結果を出しづらい」厳しい環境の中で「結果を出さなければならない」というストレスに常にさらされるようになってきており、人を採用し、育成しなければならない企業にとっては、「外部要因に左右されずに、自分の“心”をコントロールする術」を教えていくことが必要不可欠な時代になってきています。弊社では、そのような企業に、「自分の“心”をコントロールする」ためのフロー研修のご提案をさせていただきます。以下のお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 結果を求め過ぎてしまうあまり、そもそも持っている力を出し切れていないと感じる
  • 正しい心の状態で仕事ができているかわからない
  • 社内に言い訳や自分以外のもののせいにする発言が蔓延している

5.コミュニケーション

コンサルタントという仕事柄、これまで様々なタイプのリーダーとお付き合いをしてきましたが、「なかなか自分の意図が伝わっていない気がする」や「ある程度任せることで成長を促したいが中々結果が伴わない」といったジレンマを抱えている方が多いです。弊社では、そのような企業に、正しいコミュニケーションを実行していくためのサポートのご提案をさせていただきます。以下のお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 戦略を立てても浸透させるのが難しく、実行されない
  • 指示したとおりのことを部下がやってこない
  • 自分の言っていることを正確に理解していない気がする