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コンサルティングスタイル

“変化のスタート地点のこだわり”と
5つの力

経済動向、市場規模の停滞や減少、顧客ニーズの変化、競合企業の新たな取組等々、十数年で市場環境が大きく変わりつつある中で、「自社の業績も横這いが続いている」といった状況にある会社を、再度成長軌道に乗せようと考えるときに、“今のまま”では不可能ではないでしょうか。

では何が必要なのかというと、その条件が、“変化”なのです。
しかも、ここで求められる“変化”は、現場のちょっとした改善レベルの話ではありません。
その会社にとっては、かなり戦略的な“変化”を意味しています。

企業は、この大きな時代の流れを踏まえて自社が置かれている状況を把握した上で課題を明確にし、スピーディーに対応することが必要不可欠になってきました。
つまり、自社を“変化し続ける”マネジメント力の強さこそが重要になってきており、それこそがこの百年に一度といわれる不況から早期に脱却する際の差別化要素ではないでしょうか。

実際、回復企業を見ていくと、目に見え易いマーケティング力より、企業の基盤を支えるマネジメント力の強さこそが原動力になっているのです。
そのため、私たちのコンサルティングスタイルは、企業の“変化のスタート地点”にこだわり、原動力となる「動かす力」を視点にコンサルティングをさせていただいています。
「動かす力」には、以下の5つの要素が含まれています。

「動かす力」の5つの要素

1 顧客を動かす力⇒考えさせる(問題を解決する)力
	2 組織を動かす力⇒変革リーダーを生み出す力
	3 人を動かす力⇒コミュニケーション(伝達する、受信する)力
	4 業績を動かす力⇒目標を達成する力
	5 コストを動かす力⇒原価意識を醸成する力

これらの「動かす力」は、企業として果たすべき『顧客に対する約束』を中心に据え、それを具現化する力という捉え方をしています。
よって、「動かす力」が正しく発揮されるためには、その原点となる『顧客に対する約束』が鮮明になっている必要があります。

顧客に対する約束

ここで言う『顧客に対する約束』は、全ての業務の起点となるべきもので、自社の顧客が望んでいることをわかりやすく表した“約束すべき対応”と考えて下さい。
一度、自分自身に問いかけてみて下さい。

「お客さまが(自分の所属する)会社に期待していることは何でしょうか?」

この質問に対して簡潔かつ明瞭に答えられるようであれば、きっと『顧客に対する約束』が明確に定義されている会社だと思われます。
私たちは、コンサルティングにおける“変化の創出”を「5つの力」の創出であり、それぞれをバランスよく高めていくことことである捉えています。

コンサルティングスタイル

チャレンジングな目標設定

世の中では、よく積み上げ方式であったり、市況を考えた対前年比設定をされますが
このような”できる目標”を立てても、「今までのやり方でできるから問題ないよね」となってしまいます。
そのため、自分たちの過去のやり方に対する課題意識を持たせることができず、組織に変化しようという気運を生み出すことができません。
そのため、変化のスタート視点に立つために、自分たちが到底到達できそうにもないチャレンジングなゴールを設定していただくようにしています

トップ方針×現場主導型

“絵にかいた餅”を描いても、変化は生まれません。現場を変えていくのは、やはり現場の方々です。
そのため、現場の方々が主導で進めていけるようにファシリテーション(プロジェクト進行役)を担い、とにかく実行し、変化することに注力しています。
ただし、大きな方針を決定するのは、トップです。そのため、トップの方針を現場が自分事として実行していく調整役も担います。