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[ポイント図解]PDCAが面白いほどできる本 の要点解説 ~「PDCA」が回らない6つの理由⑤~

こんにちは、D課長です!

今回は、第1章「PDCAが回らない6つの理由」の 『「目的」を見失ってしまったから』 について解説していきます!それではどうぞ!

この記事は、次のような人におすすめです!
・高い目標を立てたが、部下のやる気がさがってしまった
・幹部陣とそれ以外の社員で目標に対する取り組み方に差がある

目次

1 高い目標を立てる前に考えること

企業を成長させるうえで、高い目標を設定すること自体は非常に重要です。

しかし、その際にはリスクが伴います。

例えば、経営陣やリーダーが根拠なく高い目標を設定すると、行動する前から、現場の社員からは達成不可能だとの不満が出る可能性があります。

意図や根拠を示して高い目標を立てることは簡単なことではなく、慎重な考慮が必要なのです。

2 困難だからこそ、やりがいがある

PDCAを回すことはビジネスの基本ではありますが、じつはそのスタートラインに立つことこそがまずは大切で、かつ難しいものです。

高い目標を理解させるためには、「なぜその目標を達成する必要があるのか?」という目的を最初に共有する必要があります。

目的が明確でなければがPDCAを回すことが難しくなります。

一方で、成功の先にあるメリットが明確な場合、困難でも共に取り組む意欲がおのずと生まれてくるものなのです。

3 コミュニケーションをとり続けることが肝心 

本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏の、まだ中小零細といわれるような規模の会社だった頃に、社員を前にしてミカン箱の上に立ち、「世界のホンダになろう」と宣言したのは有名なエピソードですが、まさにこれこそ目的をシンプルに言い表したものです。

目的は、目標と違って明確なゴールがあるものではありません。

「幸せになる」という目的にゴールがないことと同じで、会社に置き換えれば、「働きがいのある会社にする」といった目的のゴールのイメージを具体化することが重要です。

最も肝心なのは、明確なゴールがないため、常に社員間のコミュニケーションを通じて価値観を共有し、目的を見失わないことです。

4 まとめ

以上、「PDCAが回らない6つの理由」の 『「目的」を見失ってしまったから』についての解説でした!

それでは今回の内容を振り返ります。

[まとめ]

  • 目的を共有して目標にチャレンジしよう
  • 目的を見失わないように日頃のコミュニケーションを大事にしよう

次回は、『「計画」を作り込む時間が作れないから』についてお伝えしていきます。